【よくある疑問】太陽光発電は投資になり得る?どうすべき?これからは?

家づくり
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こんな人にオススメ

・太陽光発電を投資としてみるか自家消費としてみるか、どっちがいいか知りたい

・導入した方がイイ?ダメ?

・太陽光発電は得するのどうなの?

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太陽光発電システムの現状

年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ、もしくはそれ以上にするには家の収入が必要不可欠です。そこで重要になってくるのが太陽光発電による売電と言う考え方です。

自分たちの家で太陽光を載せるメリットの多くが、この売電方式による「投資」としての考え方でした。2009年に初めて太陽光による売電が制度化された当初の売電価格は、48円/kWh(キロワットアワー)。しかし、家庭用の太陽光発電が普及していくにつれ、徐々に売電価格は下落し、2019年現在、新規で太陽光発電システムを乗せる時の価格は、24〜26円/kWhに落ち着いています。


これから太陽光発電を導入する人は、10年間の固定価格買取制度を利用できます。新規で太陽光システムを導入する家庭の2019年度の住宅用太陽光発電売電価格は、24円/kWhです。

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの発電設備で作った電力は、固定価格買取制度(通称FIT)によって定められた単価と期間で買い取ってもらえることが保証されています。令和元年度は10kW未満の太陽光発電設備には24円ないし26円の余剰売電が10年、10kW以上の設備には14円の全量売電が20年とされています。

太陽光発電は【投資】ではない!

年を追うごとに下落する売電価格の影響で、太陽光による売電を投資として考えていた消費者からは敬遠されることになっています。

しかし、私は思うのです。

「投資」としての考え方がすでに違うんじゃね???

そもそも国は投資としての目的で太陽光発電を推し進めていたわけではありません。あくまで省エネルギー対策、地球のことを考えた自然エネルギーの普及こそが目的なのですから。それを早く、広く普及させるために固定価格買取制度が設けられた背景があるので、その時点で投資としての意味合いは本質からズレています。

でも、どうして皆口々に「太陽光発電は投資に最適」とか「今月売電収入が〇○万円だったさ。ラッキー。サイコー」とか言うんでしょうね?

バカな自分なりに考えてみることにします。

太陽光発電の1番のネックとなるお金の問題を解決する必要があります。なんたって、自家用の太陽光パネルを搭載するには、少なくとも300〜400万円程度の資金が必要になりますからね。(この金額は、一条工務店で2009年〜2011年の間に10キロワット以上載せた家庭が実際に支払った導入コストです。)

そもそも太陽光発電のメリットって、災害時に役に立つのと毎月の電気代を減らせるぐらいしか思いつきません。大体この2つだと思います。

「そのためだけに多額の費用を払ってまで太陽光を載せる必要ってあるんだろうか?」消費者がそう考えても不思議では無い気がします。もちろん災害時に役立つ可能性はありますが、そもそも太陽光システムが壊れてしまえば、2つのメリットのうち一つは消えて無くなってしまうわけです。極端なことを言ってしまうと、災害時に使えるように導入したものが、場合によって使えなくなるリスクも同時に抱えているんです。そんな物に300〜400万円という導入コストをかける意味ってあるんでしょうか?

そこで役立つのが固定価格買取制度です。要は消費者から本来の目的からちょっと目を逸させるための制度と言ってもイイのかも知れません。

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固定価格買取制度の闇

悪人
悪人

このコストを回収するためにはどうしたらいいだろうか?そうだ!一定の期間で買取価格を決めて300万〜400万円というコストを回収させよう!でも消費者にそれがバレたらいけないから、固定価格買取制度という名前をつけて、太陽光発電は稼げるよーというイメージを植え付けちゃおう!

自分の勝手なイメージです。

それだけの導入コストを消費者に回収してもらうためには、売電価格を高く設定する必要があります。当然売電価格が高くなると、その分高い値段で電力会社が買い取ってくれますから、10年間という固定価格買取制度のおかげで、元を取ることが可能になります。つまり、発電した分だけ「儲け」になると勘違いさせるのです。その売電を利用して電力会社に売れば、あたかも「今月は太陽光発電でこんなに儲けたラッキー」「太陽光バンザイ!」の流れになって、導入コストとして支払った300万という大金を意識させなくなるように仕向ける流れになっていると思います。悪い書き方(笑)になっていますが、あくまで私個人の見解ですので悪しからず。

固定買取売電価格が高かったのは需要が少ないからであって、ある程度市場に溢れれば、その価格は当然下がります。売られた電力を買い取るのは電力会社ですから、売電価格が高くなれば、電力会社は「割りに合わない取引だ」と思うでしょ?需要と供給のバランスが取れてきた今、価格が下がるのは当然の流れであり、売電価格のみに意識を向けると「売電で稼げない」「儲けがなくなった」となるので、投資としての考え方がそもそも間違っていると思うのです。

【自家消費】【将来的な家計の助け】が正攻法

太陽光発電を投資て考えるのではなく、自家消費や蓄電池を導入し発電によって得られた電力を蓄えたり、月々の電気代を安く済ませられる、という考え方の方がしっくりくる気がします。というのも原子力発電所の閉鎖に伴って、年々電気代が高くなっている事実があるので何かしらの電気代を安く済ませられる方法が必要だと思うのです。

我が国の電気料金は、2011年の東日本大震災以降、原子力発電の停止影響を補うための石油火力やLNG火力の発電量増加に伴い、値上げが相次ぎました。加えて、同時期における原油価格及び連動するガス価格が高水準であったため、震災前の2010年度と2014年度を比較すると、電気料金は家庭向け・産業向けでそれぞれ25%増・38%増と大きく上昇しました。

経済産業省 資源エネルギー庁ー公式ホームページよりー

太陽光発電のこれから

個人的な考えでは、投資としての考え方で太陽光発電を利用する人たちは減ってきて、太陽光発電を現実的に考えられる人が増えていくと予想します。なぜなら、大規模停電や災害のニュースが盛んに報じられるたびに「やっぱり太陽光はあった方がいいよ!」「災害が増えてきてるし、緊急時使えるようにしたい」と考えると思うので。

その中で太陽光をどのように考えるかは皆さん次第ですが、投資として考えるのではなく、自分たちの生活を助けてくれるツールとして考えた方がお得だと思います。

グリエネ
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まとめ

・太陽光発電を投資として考えるのは、これからの時代にミスマッチ

・太陽光を現実的に考えられる人が増えていく

・太陽光と蓄電池は両方採用するのがベスト

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