【寒いと起こりやすい】急性心筋梗塞の症状と原因について解説。リスクを減らすためには?

危険な病気
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どうもだいです。

看護師歴10年以上の僕が心筋梗塞の恐ろしさと家で生活していると心筋梗塞を起こしやすい人の特徴について、簡単ではありますけどまとめてみました。

医療系の話って専門用語が多すぎるのと興味のない人は全く見向きもしてくれないのが寂しいですが

僕の医療系の記事は、あまり専門用語を使わずに補足を交えながら書いています。なので興味のない人にもわかりやすい内容に仕上がっているんじゃないと自負しております^ ^

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急性心筋梗塞とは?

まずは心筋梗塞の病態について知っておきましょう。

急性心筋梗塞とは

心臓は、血液を全身に送る“ポンプ”の働きをしています。ポンプとして働くためには、心臓の筋肉も酸素や栄養を必要とします。その血液を供給するのが、心臓を取り囲むように広がっている「冠動脈」と呼ばれる血管です。この冠動脈で、血管壁が硬くなる「動脈硬化」が進んだりして血管の内腔が狭くなるのが「狭心症」完全に詰まるのが「心筋梗塞」です

心臓は生命維持にもっとも必要な臓器であることは誰でもわかっていることだと思います。

心臓が止まる=死。なのですが、心筋梗塞は『突然死』にも代表される病気でもあります。

たった数時間前まで元気だった人がある日突然この世を去ってしまったり、道を歩いているときに胸を抑えて倒れる人を映画やドラマのワンシーンをみたことがある人も多いと思います。

その病気こそ急性心筋梗塞です。

致死的不整脈の可能性もあります。心筋梗塞に深い関わりがあるので、この記事でも触れていこうと思います。

心筋梗塞は『血液検査・心電図・カテーテル検査』でわかる

血液検では血液中にトロポニンTと呼ばれる酵素が検出されます。これは正常な血液中には存在しないものなので、血液検査でトロポニンTが検出されれば心筋梗塞の可能性が高いです。

トロポニンTってなんぞ??

だい
だい

心筋細胞のタンパクのことです。普段は血中に微量もしくは検知されないレベルでしか存在しないんだけど、心筋細胞が壊死すると細胞成分が血液中に溢れるから、血中濃度が上昇するよ。

ただ血液検査だけで心筋梗塞と断定する医者は少ないと思います。

なぜなら、一つの検査だけで決定づけてしまうと誤診の可能性が微妙にあるためです。よりリスクを減らし確定的なものとするためには、心電図とカテーテル検査を行う必要があります

特に、カテーテル検査では直接梗塞が発生している場所を特定できるため必須検査の一つです。心電図は心筋梗塞特有の波形の有無を調べるれるため、これも必須です。

心筋梗塞は、心電図・採血検査・心臓カテーテルを元に診断されます

心筋梗塞の症状と危険な不整脈

症状

・胸が締め付けられるような激しい痛み

・呼吸が苦しい

・冷や汗が出る

などが特徴的な症状です

血流が止まると約20分で心筋細胞が壊死を始めます。激しい胸の痛みが20分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性が高いと言われています。

発作から数時間が経過すると一度痛みは引きますが、これは発作が治まったわけではなく、心筋細胞の壊死が終息し痛みを感じなくなるためです。心筋細胞は壊死すると2度と元には戻らず不整脈を起こしやすくなります。

不整脈

心室細動と心室頻拍という不整脈をご存知でしょうか?

✅心室細動・・・心臓が1分間に300回以上小刻みに震える状態

✅心室頻拍・・・心臓が1分間に120回〜250回以上になり、常に動悸や息切などの症状がある状態

心室細動は心筋梗塞と関わりが深く、別名『致死的不整脈』と言われているぐらいかなり危険な不整脈です。

というのも心室細動(専門用語でVF)は、AEDや除細動器、心臓マッサージなどの救命処置が必ず必要になる不整脈だからです。

心室頻拍(専門用語でVT)は持続性と非持続性の2つがあるんですけど、特に持続性は心室細動に移行しやすく、突然死の原因にもなっています。

要するに、心室頻拍と心室細動はかなり危険!!と覚えておいてくれればいいです。

心室頻拍と心室細動はデタラメな波形が特徴的

補足として、心電図ではどのように現れるかを教えたいと思います。

正常な心電図

これは正常な心電図の波形です。おそらく医療系のテレビドラマなんかでみたことがある人もいるんじゃないかと思います。

で、心室細動や心室頻拍はどうなってしまうかというとコウなります👇

心室頻拍と心室細動の波形

心室細動は”ある日突然起こる”。健康≠突然死なのかも?と思った話

突然死で亡くなる方は、日本では大凡年間6万人〜8人と言われているそうです。それにまつわる話を一つだけします。

僕が看護師になって3年目の話です。以前働いていた職場に40歳ぐらいの医者が当直に来てくれていたのですが、その医者が他の病院で当直をしている最中に、心室細動によって亡くなられるということが実際起きています。その医者は日頃から健康に気を使った生活をしていたのにも関わらず、こういった不整脈による突然死はいつ起こるかわからないと言えます。

高血圧や糖尿病で心筋梗塞リスクが跳ね上がる

以前このブログでも紹介した高血圧や糖尿病が1番のリスク要因です。この2つは過去記事で詳しく解説しているのでそちらがオススメです。

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最後に

心筋梗塞は真冬の寒い時期に起こりやすいです。8年ぐらい前に一緒に働いていた集中治療室担当だった看護師の話では「真冬に運ばれてくる患者さんは氷の上で滑って骨折する患者さんよりも、脳梗塞や心筋梗塞で運ばれてくる患者さんの割合の方が多い」と話していました。

室温を高く保ち、基礎体温をあげる対策と入浴中のヒートショックを起こさないことが心筋梗塞の一番予防方法です。

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