【脳梗塞はこんな病気】〜種類や障害、治療法など解説〜

脳梗塞 病気危険な病気
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どうもdaiです。

脳梗塞は誰にでも起こりえる病気です。この病気のことを知って、万が一に備えましょう。

専門用語のオンパレードになってしまいそうなので、なるべく皆さんがわかりやすいよう書いていくことを心掛けますが、完全に専門用語を取り除くことが難しい分野でもありますので、そこは何卒ご理解下さい。

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脳梗塞を詳しく解説

血管が閉塞されたり、狭まったりして血液が行き渡らなくなり脳の一部が虚血状態に陥り、脳に機能障害が発生する病気です。ちなみに脳梗塞の最大の危険因子は高血圧です。

ある程度歳を重ねると心臓や頸動脈にできた血栓(血のかたまり)が脳に運ばれることによって大小様々な血管が詰まることによって起こる起こります。

高血圧が引き起こすタイプの脳梗塞が最近増えてきています。

脳梗塞の種類

・アテローム血栓性脳梗塞

・ラクナ梗塞

・心原性脳梗塞

一つ一つ解説していきます。

アテローム血栓性脳梗塞とは?

動脈硬化がある程度進むと血液中のコレステロールとか色々な成分が血管の中に溜まり蓄積されていきます。その蓄積されたものをアテローム(プラーク)と言います。

そのアテロームが傷つけられると傷を防ぐために血小板たちが活躍して傷を防ぎます。しかし残念なことに血小板によって作られた付着物は血流によって剥がされてしまいます。

剥がれた血小板たちは血液の流れに乗って心臓や脳の血管を防ぎ血流が途絶えてしまうとアテローム血栓性脳梗塞となります

ラクナ梗塞とは?

楽にイケるから楽な(ラクナ)梗塞ではありませんよ。

ラクナ梗塞の危険因子も高血圧です。

心原性脳脳梗塞、アテローム血栓性脳梗塞では比較的大きな血管が詰まるのに対して、ラクナ梗塞では脳の中にある比較的小さい血管に多く発生します。

一度閉塞しただけは症状として現れにくい人が大半で、症状が現れた時には沢山の小さな血管で詰まっていることが多いです

こんな特徴的な病気ですから、別名、無症候性脳梗塞とか多発性脳梗塞と言われています。

しかも何より恐ろしいのが脳全体の小さな血管で起こるというところにあります。脳内の色々な血管が閉塞されてしまうということは、麻痺+言語障害+嚥下障害とか麻痺+高次脳機能障害のように複数の障害が合わさる可能性が高いとも言えます。

心原性脳梗塞とは?

この心原性脳梗塞では、おもに心臓の異常によって起こります

この病気を引き起こす病気が心房細動です。

心房細動ってなんやねん?と思われたことでしょう。

心臓

この電気が滞りなく正常に心臓に伝わることで規則正しく動くのですが、心房細動というのは心臓の中の心房という場所が小刻みにブルブル震えてしまうこと言います。この心房細動があることで心臓の中に出来た血栓が剥がれて脳の血管が詰まってしまうことを心原性脳梗塞と言います。

ちなみに家の中の室温が低いと心房細動とかの不整脈になりやすいことがわかっています。

後遺症は一つだけでは無い

脳梗塞の後遺症で恐ろしいのは、障害は1〜2つ合わさって現れる場合が多いということ!麻痺+言語障害のようにです。まれに目立った障害が無い人がいます。そういう人たちは私たちから見ても「本当に運のいい人だ。たぶん日頃の行いがいいんだろうな〜( ̄ー ̄)」という目で見てしまいます。笑

正直ここは運要素がかなり強いです。なぜなら脳疾患の後遺症は以下のような感じで決まってしまう傾向にあるからです。

3つのポイント

・脳のどの場所に出来たか(例えば…前頭葉なのか?側頭葉なのか?頭頂葉なのか?…右脳なのか左脳なのか?)

・血液の流れが途絶えた時間と遮断された領域

・治療までにかかった時間

・血管の閉塞レベル(完全に詰まっているかどうかでも大分変わってくる)

こういう人は要注意です!!

高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある人

肉とか油っぽいもの中心の食生活

野菜を全く摂らない人や運動習慣がない人

肥満

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治療方法

脳梗塞の治療は病気の進行具合によって大きく変わってきます。ちなみに頭を切って大掛かりな手術をすることは原則無いです。

一番ベターなのは、抗血栓療法という方法です。この血栓療法の目的は「梗塞範囲の脳細胞の壊死を最小限に食い止める」ために行います。この血栓療法には3つの方法があって、脳梗塞のレベルに応じて最適な治療が選択されます。

それぞれの治療をざっくり書くとこんな感じ。

・抗凝固療法・・・血液を固まりにくくする。

・抗血小板療法・・・血小板の凝集を抑えて血小板の血栓を防ぐ。

・アルテプラーゼ静注療法・・・血栓を溶かす薬を静脈から注入し、脳動脈に出来た血栓を溶かす。

早い段階で治療を受ければ助かります、でも…?

脳梗塞
NHKさんより拝借。脳梗塞の時間経過

これは脳梗塞後を発症してからの時間ごとの経過を追った画像なのですが、見て分かる通り24時間以内に脳梗塞は驚くほど進行しています。これから見ても脳梗塞は「時間との勝負」ということがわかります。

では時間が経つとどうなってしまうのか?

脳梗塞が広範囲に及んでいる場合は、脳全体が膨らんで脳内部の圧が異常に上昇する頭蓋内圧亢進という状態になっていきます。

これはかなり危険な状態です。

脳はその圧から逃げるために、本来ある位置から動き出し正常な脳を圧迫したり、脳が下の方に落ちてきたりします。この状態を脳ヘルニアというのですが、もし生命維持に必要な脳幹という組織が破壊されてしまうと致死率は100%になります。

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対処方法

では、実際の生活の場で家族が倒れてしまった時にはどう対処したらいいのでしょ?

一般人向けの対処方法をご紹介します。

まずはいつもとおかしいところは無いかを確認します。「でもそんなこと言われたってわからんよ」と思われるかも知れません。でも大丈夫です。

脳梗塞の前兆としてTIAという症状が出ます。このTIAとは一過性脳虚血発作と言います。脳梗塞の場合はこの症状が現れる人が非常に多くて、この症状が出ると2日以内に脳梗塞を発症する可能性が高いと言われていますので、ここを抑えておけば異常に傷つけます。

一過性脳虚血発作の症状

✔︎急に意識がなくなる。

✔︎歩行時に傾いたり、手足が動かなくなる。

✔︎手足の痺れや感覚が無くなる。

✔︎言葉が出てこなかったり、呂律が回らなくなる。

✔︎片方の目が見えなくなる。

✔︎笑った時に片方の口角が上がってない。普通にしていても片方の顔面が垂れ下がっている。

こんな症状が現れた場合は、自分たちで判断せず必ず病院にかかってください。

「様子見てたら大丈夫だろう」という安易な考えは絶対にしないでください

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脳梗塞を防ぐには?

1、脳梗塞を予防したいのであれば、まずは家全体の室温をあげましょう。具体的には、季節・地域に関係無く室温20〜25℃ぐらいは絶対キープする。

2、塩分や糖質を控える。脳梗塞の原因は、高血圧や糖尿病による動脈硬化が一番の原因です。具体的には、1日の塩分摂取量を10gに抑える。すでに高血圧の人は6g程度にしておきましょう。

3、水分をしっかり摂る。具体的には一日1,500ml程度は摂るようにしましょう。水分不足になると血液がドロドロになってしまうので、血液の巡りが悪くなって滞ってしまいます。特に細い血管であれば閉塞しやすくなるので、ラクナ梗塞との関係性が高いです。

4、いくら生活に気をつけていても遺伝的や体質的に病気になる人はいます。なので半年に一回は、脳のMRI、CTの検査は行うことをオススメします。

おわり

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