【ZEH】ゼッチについて分かり易くまとめてみた

ZEHについて
この記事は約10分で読めます。

どうもdaiです。

これからの新築住宅を検討する方、すでに営業から「ZEHを申請してみてはいかがですか??」などなど、ZEHという言葉をこれから聞く機会も増えてくることでしょう。

そんなZEH初心者の方に向けて、ZEHってなんなの?どんなことができるの??という方に向けての記事になります。

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ZEH(ゼッチ)とは?目的とは?

ZEHの目的画像
図でわかるZEHの目的

外皮の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現(省エネ基準比20%以上)。その上で、再エネを導入して、年間の一次エネルギーの収支をゼロとすることを目指した住宅をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といいます。

❗️ZEH住宅の種類❗️

・ZEH

Nearlyニアリー ZEH

・ZEH Orientedオリエンテッド

・ZEH+

・Nearly ZEH+

・ZEH+R(レジリエンス)

よく巷で耳にする『ゼッチ』とは、一番上に書いた『ZEH』のことを指してゼッチ住宅と言います。このZEH住宅を基準として、それよりも上のランクにあるのか、それとも少しランクが落ちるのか、っていう感じで覚えてくれれば良いかと思います。

ZEHにはランクがある

「ゼッチの補助金を少しでも多くもらいたい」とお考えの人は少し意識しておくのをオススメします

ZEHをランク付けしてみた

1位 ZEH+R

2位 ZEH+

3位 ZEH

本来ならZEH住宅にランクや順位付けというのはあまり好ましいことではないと思いますが、一位の景品は2位、3位よりも高額なのは当然のことでしょう?😎

【本来の目的】エネルギーを創り賢く使う

エネルギー創る
※写真はイメージ

✅エネルギーを創る

✅エネルギーを賢く使う

ZEHのランクによって補助金が決められる大きな理由は実はここにあります。そしてZEHと一般の家の違いもここにあるんじゃないかと思っています。

外皮断熱の向上や省エネ性能の高い設備などは切り詰めて考えてみてもランニングコストを減らすことしか役割として持たせられませんし、太陽光発電だけでは【エネルギーを創ることはできても、上手に使うことはできません

では賢く使うとはどういうことか?

【再生可能エネルギーで年間の一次エネルギーの収支をゼロにする】これをさらにスケールアップさせて、よりエネルギー自給率を高める

補助金の額はZEHのランクによって変わる

もらえる補助金が多い順に並べるとZEH+RZEH+⇨ZEHの順になります。このほかのニアリーZEHやZEHオリエンテッドにも補助金は出ます。

この補助金は、毎年見直されているので年々変動しています。例えば、2019年のZEH補助金は70万円だったのが、2020年度は60万円。ZEH+では115万円から105万円にそれぞれ変わっています。

かんたんに書きますね。

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ZEHについてかんたんに解説

補助金60万円

対象住宅】ZEH、ニアリーZEH、ZEHオリエンテッド

交付ポイント

・ZEHの定義を満たしている。

・環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているZEHビルダー/プランナーが設計・販売・建築している。

公募方法】先着順

ZEHとZEH+の違い

補助金105万円 ※次世代ZEH+では+αで補助金額アップ

対象住宅】ZEH+、ニアリーZEH+

交付ポイント

・『ZEH』の定義を満たしている。

・【外皮性能】【HEMSを導入】【PV車を活用できる充放電設備】のいずれか3つをクリアしている。

公募方法】事前枠付与方式。ZEHビルダー/プランナーからの提案・応募があれば、その建築会社に対して『ZEH+』の戸数を割り当てる。ZEHビルダー/プランナーの評価が三つ星以上であれば、確定1枠以上プレゼント。

まるで課金ガチャみたいな応募方法です。有料10連ガチャで最高レア1枠確定みたいな(笑)

つまり、「実績のある工務店は優遇しますよ」という意味になります。

ZEHプラス住宅するには、ZEHの基準を満たした上でいくつかの基準をクリアする必要があります。

ZEHプラスに必要なこと

Ⅰ、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から25%以上の一次エネルギー消費量を削減

Ⅱ、売電のみを前提とせず自家消費を意識した再生可能エネルギーの促進に係る措置

次の3つの要素のうち2要素以上を採用

⑴ 外皮性能の更なる強化

⑵ 高度エネルギーマネージメント(HEMS)の導入

⑶ EV(電気自動車)を活用した自家消費の拡大措置

Ⅰ・Ⅱは必須条件として、三つのうちの要素の中で重要なのが、⑵と⑶の部分です。

まず、外皮性能の更なる向上に関しては、地域ごとに決められたUa値の基準がありまして、それが以下👇

ZEHの外皮基準

・1・2地域 ⇨ 0.46

・3〜5地域 ⇨ 0.5〜0.6

・6・7地域 ⇨ 0.6

これがZEH+基準になると、このようにわずかに変化します。

ZEH+の外皮基準

・1・2地域 ⇨ 0.3

・3〜5地域 ⇨ 0.4

・6・7地域 ⇨ 0.5

外皮基準の数値は低くなればなるほど性能が良いことを表すのですが、ZEHよりもZEH+の方が数値的には下がっているので、性能自体は良いことが分かります。しかし、この数値が少し良くなったからと言って、家で暮らす人の快適さ健康状態が大きく変わることは無いように思います

それに数値がわずかに改善することよりも、【日射取得や日射遮断】【窓の性能】【立地条件】の方が人の生活に与える影響の方が強いと思いますので、選択としては⑴は外してもいいんじゃ無いだろうかと思います。(この違いが生活に与える科学的なデータがあれば話は変わってきますが・・)

ZEH+R(レジリエンス)

補助金115万円 ※次世代ZEH+では+αで補助金額アップ

対象住宅】ZEH+、ニアリーZEH+

交付ポイント】『ZEH』の定義を満たしている。【外皮性能】【HEMSを導入】【PV車を活用できる充放電設備】のいずれか3つをクリアしている。

公募方法】事前枠付与方式。

今や電気は「生活の中でもっとも重要なのは電気だ」と言われるぐらい私たちの生活に欠かせないエネルギーになりました。災害によって深刻な停電を経験した方はわかると思いますが、電気のない生活は死活問題です。(私も胆振地震で経験しました)

この間、生活維持に必要な電気が数日に渡って断たれたら大打撃ですよね。生活だけでなく仕事にも大きな影響を及ぼします。なら、せめて『生活だけはいつも通りに近い暮らしに近づけようよ』というのを意識したのが、ZEH+レジリエンスになります。

具体的には、災害などで危機的状況に陥っても、復旧するまでの間【状況にうまく適応する家】を目指す必要があって、いくつかのポイントがあります。

・太陽光発電

・蓄電池

・太陽熱利用システム

【重要】非常用電力を主たる居室を含む3箇所以上の非常用コンセントの設置

【重要】太陽光発電システムまたは太陽光発電システムにより発電された電力を蓄電システムから、住宅内又はその一部に電力供給する

『ニアリーZEH』と『ZEHオリエンテッド』

ZEHオリエンテッドとニアリーゼッチは地域や土地など立地面が影響し、ZEHやZEH+、ZEH+Rの申請が難しい住宅向けの仕様です。

北海道のように【寒冷地・低日射地域・多雪地域】の3つの条件が合わさっている地域は、年間を通しての消費エネルギー量を発電量が上回ることができないので、不利になります。特に冬場は、太陽が出ている時間が7〜8時間程度とかなり少ない傾向にありますし、曇りの日も多く、加えてパネルの上に雪が積もれば発電にも期待できません。

なので冬場の発電量をどうカバーするかが重要になってきます。【日射量】【太陽光パネル搭載量】【立地】この3つが特に重要です。

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ZEHで可能になる未来

太陽光の売電は”今は”メリットあり

ゼッチでお悩みの方はもしかしたら「太陽光発電の必要性や重要性ってどうなの??」と思われる方もいるかもしれません。

ここで僕が話すよりも専門家の人が詳しく解説してくれていますので、こちらの動画をオススメしておきます。👇

都道府県別リスク込みでも得する太陽光発電の選択法と運用法

HEMS(ヘムス)とEV(電気自動車)で支える生活

もしも、この記事をご覧のあなたが将来の暮らしをIOTの活用や電力会社に依存し宅内生活を希望するなら、ZEH+以上の住宅はきっと素晴らしいものになるでしょう。

そのために欠かせないのは、HEMS(ヘムス)と電気自動車、そして災害時停電になっても「この家の仕様にして助かった」と思えるような設備です。

HEMSは使ってみると意外と便利な話し

HEMSのイメージ

特にHEMS(ヘムス)は、使ってみると結構便利な事に気がつきます

そのポイントは次の通り

太陽光発電の売電量を円単位で確認

エアコン使用時、使用時間と電気料金が円単位で表示

HEMSと連携している設備のリモート機能

家中の設備の中でどの家電がどのくらい電気を使用しているか数値化される

そもそもHEMSって何よ?という方のために

HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。 家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。 家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします

HEMSとは?パナソニック公式ページより

HEMS(ヘムス)自体そこまで多機能というわけではないので、導入するメリットは少ないように思えます。

ところがギッチョン

誰でもエアコンや暖房器具などの電気代は多少は気になりますよね?もちろん電力会社から送られてくる電気使用量を見れば電気代なんて一目瞭然なのですが、月に一度送られてくるだけの明細書や振り込み用紙だけを見ただけでは、全体を把握する事なんて出来ません。

私たちが望んでいるのはそんなことでは無く、【一体家のどこで、どのくらいの電気が使われているか?電気代はどのくらいかかっているのか?】なのではないでしょうか??

それに明細書を送られてきた時点では、すでにいつも通りの生活をしてしまっているので、今更節約に切り替えても、遅い感じがしますし「その分の電気代がもったいなかった」となりかねません。

HEMSがあればリアルタイムに電気代を、しかも円単位で確認できます。

これのおかげで、いつもはkW数でしか確認できていなかった電気というものが、円単位でわかるおかげでタイムリーな節約行動をとることが可能になります。

家の中で使われている【一番大きな消費電力】と【一番少ない消費電力】【その中間に位置する消費電力】も細かく視ることもできるので、これからの生活に欠かすことができない設備の一つになることでしょう。

👇分かりやすいように我が家のHEMS画像を一部貼っておきます👇

HEMS 画像
売電料金は太陽光発電による収入。買電は電力会社から買っている電気。買電+基本使用量で毎月の電気代になります

続いてエアコン使用時の【使用時間と電気代】について

我が家のHEMS

電気自動車は今は無くてもいい。将来不要って言い切れる?

EV車のイメージ

現在のところ、電気自動車がガソリン車と同レベルの位置付けになるには、解決しなければならない技術や利権的な問題があるので、当分先になると思われますが【いずれにしても時間の問題のような気がします

今はハイブリット車が覇権を握ってしまっている感は否めませんが、EV車が生活に解け込み、がデメリットを上回るようなことがあれば立場は一気に逆転すると思います。

その時にEV車を有効活用できる環境が整っていれば「あの時の決断は間違っていなかった」となるんだと思います。

おわり。

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