【ZEH】ゼッチ住宅の価格って高いの?安いの?

ZEH
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この記事はこんな人にオススメ

✅ゼッチ住宅に住みたい!けど、どのくらいの費用がかかるの?

✅一般的な家と比べて高いの?安いの?それで決めたい!

こんな疑問をお持ちの方に解説していきます。

ZEHの価格は高い?安い?

結論から言ってしまうとZEHの価格は決まっていません。

ZEHとは、【各種オプションで家の性能をアップして高い省エネ性能を獲得し地球環境に優しい快適な家にする】ということだと言えるので、ZEHにするための必要な設備次第で価格は変動します

ZEHに必要な設備費用がわかれば高いのか?安いのか?を判断でき、ZEHを導入するメリット・デメリットも同時に知ることができると思って書いてみることにしました。

各種オプションと言いましたが、ZEH住宅にするための主な必要設備は以下のようになります。

1 太陽光発電

2 高効率なエアコンや給湯器

3 家の高断熱化

4 HEMS

5 書類手続き

主に必要なのがこの5つと言われています。

結論から言えば、この5つをクリアするための必要な資金と言うのはある程度決まっていて、大体200万円〜300万円程度と言われています。

この金額のうち【太陽光発電】【エアコン】【給湯器】【質の良い断熱材】【HEMS関連】などがほとんどを占めます。(※ただし大手ハウスメーカーや工務店では標準で質の良い断熱材を使用している傾向になるので、ここは気にしなくても良い気がします。

そして忘れてはいけないのが、ZEH費用以外にもオプションはかかっていると言うことです。つまり、自分たちが希望するオプション装備は、この中に含まれていません。

ですので、ZEHにかかる費用+自分たちの家のオプション料金を合わせた合計が最終的なZEH住宅の価格になります

太陽光発電は安くても100万円から

我が家をZEH仕様の家にする場合、【太陽光発電】なしには成立しません。そもそも太陽光発電を導入しなければZEH住宅にすることができません

太陽光発電を載せる場合、積載量にもよりますが、2018年の時点で1kWあたり約37万円かかります。これを一般家庭で積載することが多い3kW〜5kwぐらいで計算すると約117万円〜185万円ぐらいになります。

つまり、ZEH住宅にする場合どんなに安く見積もっても100万円以上の出費は避けられません。それにプラスして各種オプションが必須になってくるので、どうしても一般的な家よりも価格は高くなってしまいます。

太陽光発電以外の設備費用

太陽光発電以外にも投資は必要です。

それが【給湯器】と【エアコン

この2つはZEHの骨幹を支えている設備と言っても過言ではないので無視することはできません。

そして、この2つはどんな価格・性能でも良いかと言うとそうではありません。ZEH基準を満たした設備でなければならないのです。

ZEH対応給湯器の種類

ZEH給湯器の注意点

※ここでは、我が家が使用しているエコキュートについて解説していきます。

エコキュートの公式ホームページによりますとZEHに使える給湯器は年間給湯保温効率3.3以上(※貯湯缶が薄型タイプの場合は3.0以上、寒冷地は2.7以上)と決められています。

どのエコキュートでもいいの?

ZEH要件を満たすうえで、給湯機における「年間給湯保温効率」は省エネの目安となる重要な項目であり、その基準は3.3以上(貯湯缶が多缶(薄型タイプ)の場合は3.0以上、寒冷地は2.7以上)と決められています。高効率であるほど、一次エネルギー消費量の削減にも大きく貢献します。

エコキュート公式ホームページより

給湯器には【エコキュート】【エコジョーズ】【エネファーム】の3つのメーカーがあります。このうち特にオススメなのがエコキュートですね。

全てのメーカーに共通していることとして、ZEH対応のエアコンや給湯器などは予定していた物よりも、更なるグレードアップが要求される。このことは覚えておく必要があります。

ZEH対応エコキュートの価格

お金

ZEH対応のエコキュートは一般地域向けと寒冷地域向けに分けられています。

寒冷地仕様では、選べる地域が北海道や東北地方などの寒冷地区域に限定され、商品ラインナップもこれよりも選べる種類が少なくなり、また価格も上がります

価格はこんな感じ。

ZEH対応給湯器(三菱エコキュート)

Pシリーズ・・・880,000円〜1,065,000円

Sシリーズ・・・738,000円〜1,045,000円

Aシリーズ・・・685,000円〜870,000円

ZEH対応給湯器(三菱エコキュート)寒冷地バージョン

Pシリーズ・・・975,000円〜1,105,000円 

Sシリーズ・・・855,000円〜1,085,000円

Aシリーズ・・・760,000円〜905,000円

価格に幅があるのは 1、タンク容量 2、グレード に違いがあるからです。

高性能なZEH対応給湯器にも、コンパクトタイプや薄型タイプなどもあるのですが、年間給湯保温効率がZEHの基準を満たさないため、それらのタイプはZEHには使えません

ではZEHに対応しているエコキュートと一般的なエコキュートではどのくらい価格に違いがあるのでしょうか??

一般家庭向きのエコキュートの価格

一般家庭向きのエコキュートは基本ZEH非対応です。

価格はこちら👇

一般家庭向きのエコキュート

Sシリーズ・・・738,000円〜1,045,000円

Aシリーズ・・・621,000円〜 870,000円

ZEH対応エコキュートと一般家庭向きエコキュートの価格差

ZEHに対応しているエコキュートの方が省エネ性能やこだわりの性能が付属している分、50万円ぐらい価格が上昇しています。

この価格の上昇分をどう判断するかが重要になってきます。

高い省エネ性能とHEMSで連携してエネルギーを可視化してくれるので、間違いなく生活をアシストしてくれるでしょうし、電気代がリアルタイム見れれば、節約のための行動をとることが容易になります。

そう考えた場合、個人的にはプラス50万円と言う金額は将来的な光熱費の削減に繋がるのなら許容範囲だと思います

ZEH住宅を目指す上で給湯器は予想以上の出費になることがおわかりいただけたかと思います。

ZEHに対応したメーカー4社のエアコン価格

ZEHエアコンの設置時の注意点

エアコン

【パナソニック】【日立】【ダイキン】【三菱電機】など大手メーカーであればZEH対応のエアコンを購入することが可能です。

このうち、ZEHに対応しているエアコンは年間一次エネルギー消費量を20%以上削減できるエアコンでなければならず、ZEH+(プラス)に至っては25%以上も削減することが求められます。

つまり、ZEHにはそれ相応の高効率性と性能を併せ持ったエアコンが推奨されているのです。

ZEH対応のエアコンは【エネルギー消費効率区分(い)】に該当した物でなければなりません。ここに『は』や『ろ』など記載されているものは、たとえ省エネ性能や価格が高くても、気に入ったデザインであっても選ぶことはできませんのでご注意を!

さらに、エアコンも給湯器と同じで機種やメーカーによっては一般地域向け寒冷地域で選べる設備に違いがあります。

また機種によっては、適応畳数制限もあります。具体的には、割と低グレードに位置する機種では”適応畳数が20畳に満たないものは原則導入できない”などのような縛りプレイも存在します。

エアコンの問題は数にある

そしてエアコンの場合問題なのが個数ですね。

給湯器であれば家に一台設置すれば良いのですが、エアコンの場合はそうはいきませんよね。

一般的な見解としてゼッチの家はエアコンが一つあれば、その一台だけで家全体の冷暖房が可能になるとの話が数多く聞きます。

果たして本当にそうでしょうか?

確かに関東や四国、九州なんていう温暖な地域であればそれも可能だとは思いますが、それでも家の構造や間取りから、エアコンを効率よく使うための施工というものを施す必要があります。

自分は北海道住みなので、北海道以外の地域の夏の暑さや冬の寒さは天気予報でしか窺い知ることができないので実情はわかりませんが、道東という、北海道の中でもかなり寒い地域に住んでいる自分からしてみると真冬の12〜3月にかけてマイナス20度まで気温が下がることも珍しくない地域に住んでいるものからしてみると、はっきり申し上げて厳しいのではないかと思います。

確かに北海道であっても、ゼッチレベルの家であればエアコン一台でリビングやダイニングなど一続きになっている部屋はそれだけで十分暖かくはなります。それに、もしかしたら、真冬もエアコン一台だけで乗り切れるような工夫や構造を施している工務店も中にはあるでしょう。

いくらZEHの家だからと言って熱を遮断してしまえば急激に部屋の温度は下がっていきます。だからと言って全てのドアを開けっぱなしにしておくことも、おそらくほとんどの家庭が無理でしょう。家族といえどプライバシーというものがありますからね。

なのでドアを開けっぱなしにしておくことは現実的ではありません。

ですから、ZEHの家と言ってもエアコン一台だけでは厳しい地域や立地などもあるのです。そういう家はエアコンを数台分つけなければなりません。ということはその分のコストもかかってくるわけです。

パナソニック

パナソニックのエオリアシリーズがZEHに対応しています。

・WXシリーズ

・AXシリーズ

・EXシリーズ

・Xシリーズ

・UXシリーズ

・TXシリーズ

・Kシリーズ

この中から選ぶことになります。

全てを書くとかなりのボリュームになってしまいますので、【パナソニックZEH対応エアコンの種類】をリンクを貼っておきます。詳細はこちらからどうぞ。

https://www2.panasonic.biz/ls/sumai/law/products/q_aircon.html

パナソニックゼッチエアコン公式サイト

ダイキン

ダイキンは数多くのシリーズがZEHエアコンに対応しています。

  1. RXシリーズ 【12種類】
  2. AXシリーズ 【11種類】
  3. SXシリーズ risora 【3種類】
  4. FXシリーズ 【2種類】
  5. CXシリーズ 【2種類】
  6. スゴ暖DXシリーズ 【5種類】
  7. ハウジングエアコン

ダイキン製のZEHエアコンは、スゴ暖シリーズ以外のエアコン機種は、基本オープン価格です。決まった販売価格設定されていないので購入するときには注意してください。

ちなみにスゴ暖DXシリーズで400,000〜500,000円台となっているので、感の鋭い人は価格が予想できるかも知れません。

購入する際には、価格ドットコムなどの格安サイトから手ごろな値段で購入するのが良いでしょう。

日立

この制限は日立のエアコンに限った話ではありません。ほぼ全てのエアコンメーカーに共通している事項です。

ZEH対応エアコン(一般地域)

・XJシリーズ

・ZJシリーズ

・VLシリーズ

・MJシリーズ

ZEH対応エアコン(寒冷地)

・XKシリーズのみ

日立さんはZEHエアコン機種の価格を公式ホームページで公表しています。それによると、適応畳数が6畳程度のXJシリーズで37万円。ZJシリーズでも33万円と、かなり高価です。

それに、XJシリーズとZJシリーズでは6畳〜23畳まで対応しているのに対して、VL・MJシリーズでは20畳からの対応となっています。

多くの家庭では、リビングに設置するエアコンは10畳以上の物を選択することになるハズですから、安く見積もっても40万円以上の出費は避けられません。

https://kadenfan.hitachi.co.jp/raj/lineup/image/raj_lineup.pdf

日立ZEHエアコン 公式サイト

三菱電機

三菱電機のZEHエアコンは霧ヶ峰が主流です。ちなみに我が家も三菱電機のZEHエアコンを導入しています。ちなみに、型番はMSZーJXV4019sという商品で価格は42万円でした。

気になる方にリンクを貼っておきます👇

MSZ-JXV4019S-W|三菱電機WIN2K
エアコン(空調)・換気 ルームエアコン(霧ヶ峰) JX...

三菱電機のZEH対応のエアコンに関しては、オープン価格になっている商品が多いようです。しかし、一部のシリーズでは私が選んだエアコンのように価格が明示されているものもあります。

ZEH対応エアコンと一般家庭向きのエアコン価格差と購入時の注意点

性能や機能にこだわりさえなければ、格安サイトや知人を介して購入することで、リーズナブルな価格で入手可能です。この方法はよくも悪くも『安く入手できる』点にあります。

価格はサイト毎や商品によって、かなり差がありますので実際のサイトを確認するほうが手っ取り早いです。

価格.com - エアコン・クーラー 格安!激安!大幅値下げランキング
エアコン・クーラー大幅値下げランキング!価格.comに価格登録開始された価格から値下がりした率の大きい製品をランキングから探すことができます。価格情報やスペック情報、クチコミやレビューなどの情報も掲載しています

住宅エアコンの価格は以下によって変わってきます。

・適応畳数

・メーカー

・機種

・性能

・型落ちか最新か

ここら辺が複合的に絡み合ってくるので、価格差がスゴイです。数万円〜数十万円規模で変わってくる商品もあるぐらいです。

ですが、ZEHエアコンに関してはそこまで価格は落ちません。というのも、ほとんどのメーカーがオープン価格で販売しているためです。

ですので、最終的なZEHの価格は【諸々の設備にかかる諸経費】【ZEHのメリット・デメリット】から考える必要があります。

おわり。

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