アノ病気にかかると家での生活が大変になります

Wellness
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どうもdaiです。今回も得意の(?)病気についてのお話しです。

病気って軽い病気から重い病気まで様々ですが、今回お伝えするのはせっかく新築のマイホームを建てても、病気になることで今までの生活が送れなくなってしまったり、もしくは最悪マイホームを手放さなくてはならない事態に陥る可能性があるよ。という何とも恐ろしい話になります。

病気はいつ、どこで、どんな病気になるか全く予想できません。そこで今回は看護師である私が思う、この病気だけは絶対なるなよ!と思う疾患とその症状について話していきます。それだけだと味気ないので、この病気の本当の怖さとリアルな生活に与える影響というものも話していきたいと思います。

生活に与える不自由さを☆〜☆☆☆☆☆までのランクを付けて解説していきます。

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アノ病気をズバリ言うわよ!

結論から書くと、その病気とは脳卒中です。以前どこかの記事でこの病気になることで起こる体の障害についてお話ししました。確かこの記事です。この記事の『ヒートショックが引き起こす脳の病気』と言う項目で脳疾患障害について話したと思います。マチガッテタラゴメンネ〜

脳卒中は大きく分けると3つに分類されます。

脳疾患の分類

・脳梗塞

・脳出血

・くも膜下出血

本当は脳腫瘍もこの中に入るのですが、家の環境と脳腫瘍に関する因果関係は現状解明されてませんので省かせてもらいます。この病気についてはほとんどの方がわかっている病気だと思いますし、それがどれだけ危険なのかも医療従事者じゃなくても健康意識が高い人であれば重々承知しているハズです。

でも、脳の病気の本当の怖さについて理解している人は少ないと思います。そこで今日は病気をリアルに考えて、私たちの生活に当てはめて考えてみることにしました。。最後まで読まれた方は「ヤベー家作りもっと考えよう」とか「将来のことを考えて家を建てよう」と思ってくれることを期待します。

その前にこの病気の怖さについて知っている人が少ない理由を考えてみました。あっ単純に死ぬ確率が高いからではありませんよ。

  • 知識がないから
  • 実際になったことがないから
  • リアルに考えたことがないから

簡単に言うとこの3つなのではないかと思います。今回のブログを見ればある程度の知識が身につくと思うので、家づくりをまた違った角度から考えられるようになると思います。

それぞれの疾患に合わせた障害を書きましたが、脳の病気が現れた部位によって障害の重さだったり出る症状は違ってきます。別に脳梗塞だからと言って身体麻痺だけしか出ない、と言うことではないのでご注意ください。重要なのは頭のどこに病気が起きたか?です。

脳梗塞ってどういう病気?めっちゃ不自由になるやん

脳梗塞

脳の中の太い血管や細い血管が詰まることで起こる病気です。もちろん詰まりやすい血管とそうでない血管があって、太い血管にしろ、細い血管にしろ一度血管が詰まれば命が助かったとしても重度の障害が残ります。ちなみに詰まった血管の種類によって呼び名が変わります。まーでも覚えなくてもいいです。

動脈とかの太い血管が詰まると:アテローム型脳梗塞

細い血管たちが詰まると:ラクナ梗塞

生活の不自由さ:☆☆☆☆☆

ここではカンタンな障害に言及するだけなので、脳の病気についての詳しい解説は次回します。興味のある方はみてもらえると嬉しいです。

この病気の恐ろしいところは障害の多さです。あげればキリがありませんが、特に恐ろしいのが麻痺です。この麻痺には色々な種類があって名前は別に覚えなくても問題ないですが一応どういう種類の麻痺があるのかだけ知っておくと良いと思います。

  • 手と脚全てが動かせなくなることを四肢麻痺
  • 右半身もしくは左半身の麻痺を片麻痺
  • 両手もしくは両足の麻痺を対麻痺
  • 手もしくは足の一部の麻痺を単麻痺

図でみるとこんな感じ。

麻痺の種類

この中で脳の病気で起こりやすいが片麻痺です。麻痺は基本このようにセットで現れる場合が大半です。まー部位によっては右手のみとか左足のみとかに限局される場合もあるんですが、基本左右どちらかの腕と脚同時に障害が現れます。。

これが非常に厄介でして、、、麻痺の重症度に応じて不全麻痺とか完全麻痺と言われたりするんですが、不全麻痺とはその名の通り完全には麻痺していない状態のことを言います。もう少し噛み砕くと普通の状態を100%とした場合、そのうち50%ぐらいしか手足の機能を使えないよ、という感じです。その人によってこの数値が20%とか70%とか変わってくるので一概には言えないところはあるんですがね。※便器上数値を用いてますが、実際の医療現場では使われないのでそこは悪しからず(>人<;)

以下に身体麻痺があるとこんなことができなくなります、というのを書いてみます。

・握力や筋力がなくなるので車や自転車の運転が不可能になる。

・ちょっとしたことで躓きやすくなるので階段の上り下りや段差とか落差が結構ある場所の移動が難しくなる

・もしかすると車椅子や杖での生活がメインになるかもしれないので長距離の移動や旅行に行けなくなる。

脳出血ってどういう病気?これもめっちゃ不自由やん

脳出血

脳出血はその名の通り、脳の血管が破れて脳内に出血する病気のことを言います。しかもその出血は脳の中で血腫(血の塊です)になって、その血腫が脳の正常な部分にもダメージを与えてしまいます。この正常な部分というのが脳幹だったりします。ここは生命維持に必要な場所なので、絶対ダメージを受けてはいけないところです

生活の不自由さ:☆☆☆☆☆

上では身体麻痺について書いたので、ここでは麻痺について多い言語障害について考えていきたいです。

言語障害とは読んで字のごとく言葉の障害です。でも範囲が広いですよね。話すこともそうですし、聞いたり、文字を書いたりというのも立派な言葉に関することです。言語障害ではそういうこと全てが障害されます。正確には、聞く、読む、話す、書くこの4つ全て、もしくは部分的に障害されることを言語障害と言います。

・運動性失語 ⇨ 話の内容は理解できるけど声には出せない状態。たとえ話せても「あれ」「それ」「これ」といってしまう。

・感覚性失語 ⇨ 言葉は話せるけど、相手が話した言葉を理解できないから見当違いなことを言ってしまう状態。例えば「机」のことを「イス」「時計」「メガネ」などと答えてしまう。

・構音障害 ⇨ 咽頭・喉頭・舌や唇の動きというような音声を作る器官や筋肉が障害されるので正しい言葉が発声できなくなる。要は「呂律が回らない状態」ということもできます。

麻痺についで多い理由は、言語中枢は右利きの人で95%、左利きの人でも70%の確率で左大脳半球にあるからです。つまり左大脳に脳出血や脳梗塞を発症してしまうと、高確率で何かしらの言語障害を認めると思ってくれてもいいかも知れません。

十分専門的な話ですが、より専門的な話をして行きます。ですが心配しなくても大丈夫です、かなりわかりやすく書きますので。

言語中枢は、ブローカー野とウェルニッケ野という二つに分けられます。ブローカー野の場所は、前頭葉というオデコあたりにある脳の左側にあります。対してウェルニッケ野は、側頭葉にあります。図でいうと大体こんな場所です。。。

脳の解剖図
Wikipediaより

ブローカー野というのは「言葉を発する」機能を、ウェルニッケ野は「話し言葉を聞いて理解する」機能がそれぞれあります。人が言葉を発するためには、まずウェルニッケ野で「相手の言葉を理解して」言葉をオウム返しのように反復する機能をもつ弓状束という神経経路に伝わって、ブローカー野に伝わります。

これの何が大変なのかを日常の生活で例えてみましょう。

・「買い物に行きたい」と伝えたいのに、「う…」とか「あ…」と言葉が出てこなくなる。

・「そこのティッシュ取って」と言われてるのにリモコンを渡してしまう。

・あなたはトイレに行きたいのに片麻痺で体が思うように動きません。本当はトイレに連れて行って欲しいのに、何も伝えられず漏らしてしまう。

このように、日常会話すらままならなくなります。脳の後遺症というのは本当に恐ろしいものなんですよ。

くも膜下出血ってどういう病気?まあまあ不自由?

くも膜下出血

くも膜下出血とは、脳の動脈に動脈瘤ができてそれが破裂することで起こります。特に遺伝的な傾向が高く、先祖に動脈瘤の既往歴がある人では9〜10倍も高くなると言われています。なぜか?動脈瘤自体が遺伝することは無いですが、動脈瘤が作られやすい血管の作りになっていたり、脳動脈奇形というような特徴を受け継ぐからです。

生活の不自由さ:☆☆☆☆

グローブのKEIKOや星野源、最近ではジャニーズのジャニー喜多川社長もこの病気により他界されたのは有名な話です。

なぜ生活の不自由さが☆4なんだ!と思われることでしょう。脳梗塞や脳出血では体に症状が現れてから病院に受診するヒトが多いのですが、クモ膜下出血では通常症状が出ません。この差がかなり大きいです。

一度後遺症が現れるとリハビリをすることが一般的なのですが、これには個人差があります。同じリハビリをしても元と同じぐらいまで回復する人もいれば、改善しない人もいます。ですが動脈瘤が破裂した時点で現れる障害は頭痛意識障害ぐらいなものです。ちなみにクモ膜下出血による頭痛は治療をしても激しい痛みが一週間〜10日ほど残ります。この頭痛は特別で痛みどめはあまり効果無く、1日中続くことが一般的です。

クモ膜下出血の後遺症を決める3つの要因

1、動脈瘤ができた場所

2、動脈瘤からの出血量

3、発見から治療までにかかった時間

後遺症はどの程度残るの?

全体を100%とした場合

・30%程度の人は後遺症も無く退院できます。

・50%程度の人は初回の出血で亡くなります。

・20%では治療を施しても何らかの後遺症が残ります。

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病気後でも生活ができる間取り

このように色々な面で生活に支障をきたします。ここでお伝えできなかったことは後日別で記事にしていきます。生活を不自由にするのは脳の病気だけじゃ無いのでね…。

間取りを考える上で非常にカンタンな方法をお伝えします。すでに家を建てられてしまった方はこのポイントを参照にして工夫してみてください。ただ大丈夫です、大体のことは工夫とアイデア次第で十分カバーできるような内容です。

・扉のレール部分などの小さな段差を少なくする。

・生活動線は広く取る。間取りはシンプルな作りがいい。

・収納を多くし動線上に物がたまらないようなにする。

・玄関口に段差がある場合は、スラロープを付けられるようにする。

・廊下があれば車椅子が通れるぐらいの幅にしておく。

・一階にも寝室にもなりえる落ち着ける空間があれば尚良し!

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