どうもdaiです。
✅ZEH住宅に見合った機能はどんなのがオススメ?
✅それぞれのエコキュートメーカーの特徴が知りたい
✅dai個人的にはどうなの?
これらの質問に答えていきたいと思います。
ZEHに対応した給湯器って?
まずは前置きから
給湯器といえば以下の3社が有名ですね。
エコキュート
エコジョーズ
エネファーム
たった3機種しかないので選ぶのはかんたんと思われるかも知れませんが、実際はそれぞれのメーカー(三菱電気やパナソニックなど)によって【性能】【特徴】【価格】が微妙に違ってきます。

いやいや、たった3つしかないんだから選ぶのなんて簡単でしょ!

実はそうでもないんだ。3社しかなくても性能とか特徴は全く違うからね。

それに選択肢が増えると結局どれがイイの?ってなるしね。だから、設備を選ぶときは、何を重視するかを解ってないとダメなんだ。

なるほど。ちゃんと考えないとダメなのか〜
どのメーカーのエコキュートがイイの??
特に【機能】と【特徴】は重要だと思います。
これに関して色々なサイトを見ていくと、実は言い方や表記の仕方を変えているだけで機能的にはほとんど同じであることが多いです。
例えば三菱電機が謳っている、配管も自動で掃除してくれるバブルお掃除機能なんかは、パナソニックの給湯器にもついている機能ですし、ダイキンでも自動ふろ配管掃除という名前で機能としてあります。それ以外にも、パナソニックのボタン一つでお湯の温度を変更してくれる機能も、ダイキンの給湯器にも温浴タイムという機能でついていたりします。
エコキュートはゼッチに合う?
エコキュートはマジでオススメです。
実際、ZEHの給湯器と言えばエコキュート、と言われるぐらいZEH住宅には欠かすことができない設備になりつつあります。

実際エコキュートの公式サイトでも公表されているとおり多くの人に選ばれています。
・大気中の熱を利用してお湯を沸かすので、余分なコストがかからない
・他の給湯器よりも効率性が高いので選ばれやすい
最新型エコキュートは魅力的な機能でいっぱい

太陽光の恩恵を最大限に生かす【ソーラーチャージ機能】を搭載
ZEH住宅にエコキュートが選ばれる理由の一つに”ソーラーチャージ機能”があります。各メーカーによって呼び名は変わりますのでそこは注意が必要です。(ちなみに三菱エコキュートでは『お天気リンク』という名称だったり)
このお天気リンク機能は【EZ】と【AI】の二つにわかれています。
【EZ】天気予報をもとに余剰電力を活用(ダイヤホットリモートが必要)
【AI】人工知能を用いて太陽光発電量を予測(HEMSが必要)
お天気リンクとはその名の通り、天候を利用するシステムのことです。そしてZEHの家は太陽光発電の恩恵を最大限受けられるというメリットがあります。
アプリと連携できる『DIAHOT REMOTE』機能
DIAHOT REMOTEを活用した太陽光発電システムとの連携は、「お天気リンクEZ」として提供されます。天気予報をもとにした太陽光発電との連携で昼間の余剰電力の活用ができます。
三菱エコキュート〜公式サイトより〜
かんたんに説明すると【お天気リンクEZ】を利用したい場合は、ダイヤホットリモートを導入する必要がありますし、【お天気リンクAI】機能を使いたい人はHEMSを導入する必要があります。
この機能に関して両方とも使う事はできないのか三菱電機に問い合わせてみたところ、「どちらか一つしか入れる事はできない」との回答がありました。つまり両方使う事はできないということになります。
個人的に思う注意点
私が感じた注意点としては以下のようなものです。
・誤操作
・外出先から使う必要性
・【caution!】浴槽の排泄栓の閉め忘れ
自動でお湯を沸かせるということは、お風呂場に行かなくてもテレビを見ながらや用事の片手間でお湯張りができるのはメリットだと思いますが、『浴槽の排泄栓を閉め忘れた状態でお湯はりをしてしまう』なーんていうことも十分にあり得ます。

だったらその場でお湯を張ればいいじゃん

結局そうなるよね
結局のところ、お湯を沸かすという初期段階の時点で、便利さよりも”一手間必要になるという面倒臭さ”が残ってしまっているので、実用性という点では?がつきます。
さらに言えばお湯の温度の変更や沸きましの設定などは、家族といえど他人様が操作するようなことではなく、利用している本人が行うものです。
加えて、【お湯を沸かす】【沸きましする】という操作的なことだけを言えば、このアプリで出来て本体からの操作で出来ないことは何一つありません。なので、どうしても本体の子機としての位置付け程度になってしまっている感は否めません。
確かに、いつでもどこでも前日と今日の使用湯量などがわかるのは嬉しいのですが、所詮その程度の役割しか持たせられないので『確認できてよかった』で終わってしまう感が否めません。
そして、外出先から使う頻度がどの程度あるのかも疑問に思うところです。
もちろん、多用する家庭や人もいるでしょう。
しかし、浴槽の排泄栓が自動で閉まる機能でもない限り、家に誰もいない状況下では使えませんし(もちろん前日の夜に排泄栓を閉じていれば可能なことではありますが・・)
ソーラーチャージの対応機種
お天気リンク機能は、2018年以降に販売されたエコキュートは全て対応しているそうです。
コンパクトエコキュート、エコキュートライト、及び一部の機種は対応外です
三菱エコキュート公式サイトより
2020年以降にZEH住宅を検討している人、もしくはもれなく以下のエコキュートを選択すればよいのであります。
Pシリーズ・・・最高グレード
Sシリーズ・・・ハイグレード
Aシリーズ・・・ベーシック
さらなる光熱費の削減
お天気リンク機能やソーラーチャージ機能には太陽光発電の余剰電力を自家消費してお湯を沸かす機能が備わっています。
余剰電力は、発電した電気を家の中で使用したにも関わらず、”使いきれなくて余ってしまった電力”のことです。
この余らせて使いきれなかった電力は本来売電したほうが得なのですが、「売電じゃなくて自家消費として使いたい!」という人にとっては、ソーラチャージ機能はうってつけなんです。
というのも、通常お湯を沸かすのは深夜電力を利用してお湯を沸かすのに対して、ソーラーチャージ機能があると、深夜帯に一部のお湯を沸き上げて残りは日中の昼間に余った電力を利用してお湯を作ります。
これのメリットは何より電力をさらに安くできるところにあります。
元々ゼッチ住宅はオール電化が基本で、どの電力プランを使用していても深夜電力は安く設定されている場合がほとんどです。
しかし、お湯を沸かし続ければ安い電力と言っても、当然電気は使い続けることになるのでコストは嵩んでいきます。その点、ソーラーチャージ機能で日中に余剰電力を使って沸かせば、その分の電気代はかからなくて済みます。
安い電力をもっと安くしたい人
売電以外にも電気を活用したい人
お天気リンク機能のデメリット
もちろん欠点もあります。それが以下👇
・自分で翌日の天気を調べて設定する必要がある
・IoTとの連携が必要になる
・AIの精度はそこまで高くない(らしい?)
・天候や発電量によっては太陽光発電だけではまかなえず、高い電気料金で沸かしてしまう
・対応機種が限定している
特に【翌日の天気を調べて設定する必要がある】という点は、昨今流行りのIoTとの連携が必須になってきます。別になくても支障はないと思うのですが、この2つはお互い関係性が深いので、是非連携をしておくことをオススメします。
エコキュートの金額

大体の価格はこんなところです。(注:ZEH対応のエコキュート価格のみ)
Pシリーズ・・・880,000円〜1,065,000円
Sシリーズ・・・738,000円〜1,045,000円
Aシリーズ・・・685,000円〜870,000円
daibrogより
これは三菱電機のエコキュートの価格ですが、他のメーカーのエコキュートも同様のお金が必要です。決して安い金額ではないのですが、ZEHにおいて給湯器は必要なものなので価格に惑わされず、性能や設備面で選ぶことがオススメします。

一応【パナソニック ZEH 給湯器】の公式サイトのリンクも貼っておくよ👇

最新型のエコキュートはつけるべきか?
エコキュート自体は、他の機種に比べて採用率が高いので、これからもエコキュートの人気が衰える事はないように思います。機能面に関しても、自動で配管を掃除してくれる【バブルお掃除】、入浴後に残り湯の熱を回収してくれる【ホットりたーん】の機能だったりがついています。それに加えて上記の、ZEHのためにあるようなお天気リンクなどの機能も備わっているので、迷っている方はエコキュートにしておけばまず間違いはないと思います。
あとは費用の問題ですね。
やはり、どのメーカーのエコキュートも軒並み高額設備であり、家族の人数が多ければ多いほど、必要となるタンク容量も増えることになるので結果として更に金額が上昇してしまいます。
特にネックになりやすいのが、価格交渉なのではないでしょうか?
工務店やハウスメーカーで家を建てる際に、こういう家の設備の注文は全て工務店なりハウスメーカーなりを通して注文することが多いと思います、その結果、格安サイトや業者を利用し辛くなってしまいます。
最後に・・・
個人的にZEHの給湯器はエコキュート一択でOKです!できれば、HEMSやダイヤホットリモートの機能で太陽光発電と何かしらリンクできる機能があれば何も言うことなしです!!
特に、ZEH住宅は太陽光発電の恩恵をモロに受けることができるので、ソーラーチャージ機能やお天気リンク機能があれば、余剰電力を活用して翌日の日中にお湯を沸かすことができるのでオススメです。
おわり。