看護師だからわかる【高血圧の怖さ!】対策方法と原因を教えます

危険な病気
この記事は約6分で読めます。

どうも、だいです。

あらゆる病気と関連性が高い高血圧について知ってもらいたいと思います。

多分、高血圧のことについて知りたい人の中には

専門的な知識・内容が知りたい、最近血圧が高くて不安、高血圧だとどう困るの?

こういう人も多いと思います。

そういう人たちに向けても専門的内容を交えながら解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

高血圧とは?

血管構造

高血圧の定義は、2020年現在で収縮期血圧140以上、拡張期血圧90以上を高血圧と言われています。

高血圧は世界の主要な死因の一つであり、国際高血圧学会が定めた高血圧基準値は140/90mmHg以上である

血圧とは心臓から送り出された血液が、血管内で示す圧力のことを言います。

繰り返し血圧測定をしてみて、この圧力が一定以上高い状態が長期間が続いていると高血圧と診断されるのですが、どうして高血圧が問題視されるのでしょうか?

Answer

収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上で脳卒中や心臓血管疾患の発生頻度が上昇するため

他にもガン(膵臓癌、食道癌など)、腎臓系の病気のリスクが増える

以上の理由から高血圧は問題視されるようになってきたのです。

だい
だい

どうして脳卒中や心臓疾患を起こしてしまうのかを、わかりやすく解説していくよ。

まずは高血圧になるメカニズムを解説します👇

健康な人でも、一時的な血圧の上昇は日常の中で頻繁にみられます。しかし、人の体に備わっているホメオスタシスによって一定にコントロールされるので長くは続かず、すぐに一定に保たれます。

血圧は心拍出量の増加と末梢血管抵抗の増加によって上昇します

とは言っても、なんのこっちゃサッパリだと思うのでわかりやすく書いてみたいと思います👇

1、心拍出量の増加 2、抹消血管抵抗の増加とは?

1、1分間に心臓から送り出される血液量のことです。一度に送り出される血液量が増えることで血圧は上昇します

2、抹消血管(毛細血管や腕の血管)へ血液を送り出すときに、先の血管が狭まっていると普通の圧では血液を行き届かせることができないので、その分勢いよく送り出す必要があります。

この2つの事象によって血圧値は決定されるわけです。

高血圧によって起こる【血管の変化】

高血圧状態が長く続くほど血管の構造は次のように変化します。

血管構造の変化

血管壁の内部が肥厚し硬くなる血管内部が狭くなる血管の弾力性が失われるコレステロールが溜まりやすくなる

この状態を【動脈硬化】と言います。

動脈硬化になると血管は脆く、傷つきやすくなってしまいます。

僕たちの体の中は絶えず血液が巡っているので、高血圧や動脈硬化があると血管壁に少しずつダメージが蓄積されていきます。脆くなった血管に圧がかかり過ぎると、どうなるでしょう?

血管内部が傷つくとその箇所にはコレステロールや血小板が集まり血栓(血の塊)が作られます。

剥がれた血栓が心臓や脳の血管を塞ぐことで脳梗塞や心筋梗塞となるのです。

高血圧の症状

高血圧

基本的に、高血圧には自覚症状はありません。

中には、収縮期血圧が180とか200まで上がってしまうような人は頭痛や吐き気、意識がボーッとする感じを訴える人もいますが、一部の人だけで基本は無自覚です。

自覚症状がないからこそ高血圧は厄介なのです。

なぜなら、高血圧という自覚がなければ、自分が病気であることに気がつかないので適切な治療を受けることができませんし、食生活や生活習慣だって改善することもできません。

高血圧は、別名サイレントキラーという恐ろしい呼び名があるぐらい静かに忍び寄ってくる大変危険な病気です。

つまり、高血圧を改善することは将来的なあらゆる病気のリスクを低減させることができ長寿に繋がるわけです。

原因の約9割は本態性高血圧

高血圧を起こす要因は様々です。

生活習慣、年齢、食生活、ストレス、遺伝性・・・

このように多岐にわたるので原因を一つに絞るのは難しいです。

ですが、長年看護師として多くの患者さんに触れてみると、特に食生活と生活習慣のバランスが悪い人が多いことがわかってきました。

これらの生活習慣が問題で起こることを本態性高血圧症と言います。

高齢者でも正常血圧の人もいますし低血圧の人もいます。逆に若い人であっても高血圧の内服治療を受けている患者さん、生活習慣からくる脳梗塞によって半身不随になってしまった患者さんを僕はみてきています。

特にコレステロール値が高い人や肥満、糖尿病といった病気を抱えている人はアテローム血栓性脳梗塞を起こしやすい

つまり、加齢による血管構造の変化ももちろんありますが、それよりも食生活や生活習慣、ストレスなどの要因の方が、高血圧を起こしやすいのです

高血圧対策と改善方法

高血圧の改善方法

まず、ポイントになるのが生活習慣の改善です。

野菜中心の食生活、運動や体を動かすのが好きで、毎日の日課にしている人はそれを継続してください。

もし既に、高血圧による治療を行っている人は、今すぐに運動習慣と野菜中心の食生活に切り替えましょう。

それだけで血圧は落ち着いてきます。

高血圧治療の注意点

高血圧治療の注意点

ぜひ補足させて下さい

降圧剤を内服している方は、絶対に自己判断でやめないでください。あと、1錠のところを2錠にして内服したり、朝に飲む薬を夕方とかに飲んだりするもダメです。必ず医師が処方した通りに内服してください

医療の世界では、医師の指示で効いているのかもわからない薬を止めることはあっても、抗血栓薬・血糖降下剤・降圧剤に関しては話が変わります。(病気が改善すれば減量することはあるかも知れませんが・・)

たまに体質的に合わない場合や重篤な副作用が現れる場合もありますが、その場合でも薬効が同じで、かつ副作用が現れにくい薬に変更するだけで治療そのものを止めることはしません。

この3つの治療薬は自己中断することによって命に関わってくる可能性があります。

治療薬を自己中断した結果、重篤な病気を招き入院してくる患者さんはかなり多いです。

血圧はどのくらい下げるべきか?『目標値の説明』

だい
だい

じゃあ一体どのくらい血圧を下げたら良いのか気になりますよね?

降圧目標は「少なくとも20/10mmHgの降圧、できる限り140/90mmHg未満」を最低限行うべき目標としている。リソースが許すなら行うべき降圧目標としては、65歳未満は130/80mmHg未満(ただし120/70mmHg以下は目指さない)、65歳以上は140/90mmHg未満(ただし生活自立度、忍容性を考慮する)を目指す

規則正しい食生活と運動習慣、もしくは降圧剤によって、このぐらいの血圧値で落ち着かせることができれば十分でしょう。

だからと言って血圧は低くしすぎてもダメです

なぜなら、血圧が急激に下がると脳に血液が行き届かなくなり脳梗塞の原因になるからです。

その他の改善方法

改善方法の他には、最近の調査結果で住宅環境が影響していることもわかってきたので、合わせてそちらもみていただくと今後の参考になると思います。

おわり

タイトルとURLをコピーしました