看護師である僕がヒートショックについて解説していくよ

危険な病気
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どうもdaiです。

ヒートショックという言葉はご存知でしょうか?

この現象が自分や家族の身に起こると大変なことになります。

自分や家族の命をまもる大切な話なので知っておいた損はありません。

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ヒートショックって?

ヒートショックで倒れる女性

ヒートショックとは、住環境における急激な温度変化によって血圧や脈拍が急激に変動し失神や意識消失を起こす現象のこと。

血圧の乱高下によって、心筋梗塞、脳卒中などの病気を引き起こす可能性がある

少し深く解説👇

暖かいところから寒いところに移動した時に僕たちの体の中では血管の拡張と収縮が起こっています。血管の収縮=血圧の上昇、血管の拡張=血圧の下降

暖かい場所では血管は拡張します。お風呂に入ると腕や足の血管が浮き出てくるのを見た人はきっと多いでしょう。逆に寒い場所では血管は細くなり、どこにあるのかもわからないぐらい、見えなくなってしまう人もいます。

イメージしやすいように言うと、これが血管の拡張と収縮です。血管の収縮=血圧の上昇、血管の拡張=血圧の下降と思ってください。

ヒートショックは、この拡張と収縮の差が大きくなるほど起こりやすいと言われています。

普段僕たちの身体は、緩やかな血圧や脈拍の変動で成り立っています。どちらに傾こうとも、その差が急激であるほど、脳や心臓に血流が行き渡らなくなり虚血状態に陥るので意識消失や失神につながります。

つまり、激しい血圧や脈拍の乱高下によってヒートショックは起きるのです。

その状態が脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因になります。

脳卒中とは、脳梗塞、クモ膜下出血、脳出血などの脳の血管に異常が起こる病気のことを言います

疾患名は知っていても、詳しく知っている人はごく僅かなので解説してみました。

ヒートショックの原因

原因

ヒートショックの原因は、【家の中の温度変化】によって起こるのなら、どんな場所が危険なのでしょうか??

温度変化が起こりやすい場所

脱衣所、お風呂場、湯船に入ったとき、トイレ、玄関

これらの場所は家の中でも、特に温度変化が起こりやすい場所と言われています。

一般的な家では(地域や作りによって変わるかもですが)、リビングなどの生活空間との温度差が最大で10℃近くなる家もあります。

よく言われているのが

寒い浴室から熱い湯船に入ったとき

夜中、布団から目覚めてトイレに行った時

などですね。

ヒートショックの予防方法

ヒートショックを予防するには、家の中の温度差をなくすこと

これが最も効果的な方法です。

そのための対策として以下のポイントがあります。

・玄関や廊下などに簡易式のストーブやパネルヒーターの設置

・浴室やトイレに暖房設備をつける

温度を上げてくれる設備をつけるだけで、リビングと同じぐらい温度を高めることができるでしょう。

あと、これから家を建てようと思っている方や建て替え、リフォームなどを検討している人は、高断熱住宅もオススメです。

わざわざ高いお金を払って暖房器具を付けなくても温度差が生まれにくい家作りが可能になるからです。

入浴時に注意すべきポイント

入浴中にヒートショックを起こす人は多いです。

ですが、以下のポイントを抑えておくことでヒートショックのリスクを防ぐことができます。

注意すべきポイント

浴室を温める

湯船には、ぬるめのシャワーで体を温めてから入るようにする

お風呂の設定温度をぬるめにして、徐々に温度をあげる

ヒートショックを起こしやすい人の特徴

その多くが高齢者です。また、高血圧や糖尿病などの治療中の人の他にも、肥満体質や熱いお風呂が好きな人も起こりやすいと言われています。

あと入浴中の飲酒(これ本当にする人いるの?)や飲酒後の入浴も厳禁です。

飲酒は眠気の誘発や血圧を下げる効果もあるので、入浴中の意識消失や虚脱状態に陥ることがあります。

ヒートショックを起こしやす人の特徴

高齢者

高血圧・糖尿病・心疾患・動脈硬化のある人

降圧剤内服中の人

脱衣所と浴室の温度差が激しい

浴室に暖房設備が無い

空腹時や飲酒後にお風呂に入る習慣のある人

これらに当てはまる人は注意が必要です。全員がなるわけではありませんが、年間の交通事故死亡者数4,000〜5,000に対して、家の中でヒートショックが原因で亡くなる人は、年間で17,000人とも言われています。

つまり、外よりも家の中の方が死亡リスクが高いとも言えます。

自動車の安全技術は日々進化しているのに、家の中は全く進歩していない現実に若干イラつきを覚えながら、記事を書いています(笑)

おわり

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