どうも、だいです。
この記事を初めて見た人は、終の住処としての考え方に疑問がわくかも知れません。なぜなら、家を建てるほとんどの世代は、20代〜40代ぐらいの仕事・子育て共に忙しい世代の方々が中心であり、今のライフスタイルにあった家づくりを考えるからです。
ですが、子供が成長していくのが当たり前のように、自分たちも次第に老いていきます。
この事実を忘れて今だけの生活を意識した家づくりをすると、終の住処としての我が家に後悔だけが残る可能性があります。
だからこそ家づくりは生涯にわたって生活をサポートしてくれる設計でなければなりません。

今回の記事はこういう人にオススメです
✅将来性のある家を建てたい
✅両親と同居するときに安全性を考えて家を建てたい
✅生活をアシストしてくれる間取りは?
未来は今と違った生活になる
現在と未来では違った生活スタイルになると思います。その要因は主に二つです。
✅子供の存在✅体の衰え
家族構成に関わら、生活の基盤が変わらなくても家で暮らす人にとって大きな影響だと思います。
実際【余分な部屋が出てくる】【生活動線が変わる】【2階に昇り降りする回数の減少】はよく聞く話です。
人は必ず老後を迎えるので、生活しやすい家づくりを意識することで、今は出てこない間取りに対する不満や「あのときこうしておけば良かった」と言うような後悔はきっと減るはずです。
我が家を終の住処とする場合『平家がもっとも最適』
平家は、現在と老後2つの生活を満たしてくれる数少ない間取りだと僕は考えています。
・二階へ昇り降りする回数が減る
・階段が無いので安全性が確保されやすい
・生活がワンフロアで完結でき生活が楽になる
・子供とコミュニケーションが取りやすい
このようなメリットがあります。どれも生活をする上で欠かすことができません。
特に我が家を終の住処として考える場合、何より安全性が重要になります。
家での転倒や怪我の防止、地震に強い家づくりも平家の方が理にかなっており、老後を意識した家を建てるなら平家がベストな選択として間違い無いでしょう。
我が家が取り組んだ家づくり
はじめに自己紹介からさせてもらうと、プロフィールにもある通り僕は看護師をしています。
だからこそ、普通の人では考えない家づくりに健康や生活の質を求めてしまう理由でもあります。
というわけで、ここからは僕の家の事例紹介をしていきます。どうぞお付き合いください🙇♂️
いかに老後のことを意識しているのかがわかっていただけるハズです。
だいの家の間取り

我が家は一条工務店のi-smartの平屋の家です。全体の坪数が31坪でリビングとダイニング合わせて一応22畳もあります。
このような縦長になっているのは、土地が東西に長く伸びている特殊な立地だったこと、東南北に家が建っているため駐車場を西側にしか設けることができなかった、この2つが関係しています。
僕が平家にした理由は?
・足腰に負担がかかる間取りにはしたくなかった
・楽な生活を送りたかった
・老後の生活動線の快適さ
我が家はこの3つのポイントを意識しました。
バリアフリーを意識した安全設計

この画像を見てわかる通り我が家のリビング・ダイニング、扉したのレールなどの小さな段差すらありません。
一般家庭では、段差がりのリビングや小上がりの和室などできるかも知れませんが、床暖の関係上、段差ができてしまう間取りはできません。(出来たとしてもしませんが・・)
直線的で人が動きやすいよう生活動線を意識しているので、大荷物を抱えての移動で壁にぶつかる心配もありません。
普段人が通る場所やスペースが広ければ広いほど使い勝手は向上しますし、移動もスムーズになります。
ダイニング側からの景色は?

こちらから見ても床につなぎ目や段差が一切ありません。
奥に見えるのはスリットスライダーという一条工務店オリジナルの引き戸なのですが、それにもレールはついていないので、高齢者によく見られる転倒による骨折も防ぐことが出来ます。
生活動線・家事動線も大きなポイント・我が家の変わった取り組み
我が家は、他の家ではあまり見かけることができない変わった仕掛けがあります。

我が家はキッチンやダイニング、寝室への移動動線が、リビング側と洗面所側の2カ所存在しています。
こうしたのにも理由があります。
他には、キッチン・ダイニング、寝室は毎日使う場所だからこそ、動線は意識しなければなりません。
そこへたどり着くための道が一つでだけでも生活には支障がないと思いますが、子供ができた時や体力が弱ってきたときのことを考えると安心です。
さらに、COVID19の感染拡大や新型インフルエンザ、それに似たウイルス感染症が今後も流行するかも知れないことを考えると、すぐに体を清潔にできる環境が玄関から近い位置にあると感染拡大を防ぐことができます。
このように日常で頻繁によく使う場所には、2つの移動動線を設けてみてはいかがでしょう?
立地の特性を生かすと利便性の向上につなげることができます。
おわり