日の暮れた大地

大地

赤くはなく、黒くもない、

揺れた大地に根を張り、私は立った。

それとなく存在していたのが嘘のようだ。

私はこのとき、たしかに存在していた。

頭のずっと上を飛ぶ、鳥の声も聞こえず、風が谷を打つ音も聞こえない。

なぜこの場所を見つけることができたのか、私にもわからない。

今はただ色に支配された大地を、母を見るだけだった。

自然の息吹に吹かれるなら、この星の果てに飛ばされそうだ。

私の足が動かなくなったのは、偶然ではない。

母なる大地が私を守ってくれたのだ。

幻は一瞬で消え、私の前には寂しく、それでいて圧倒的な星の群れが現れた。

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