ZEH申請【確実に通す】には?【性能で評価】

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猫ZEH
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どうもdaiです。

今日お話しするテーマは、ZEH申請の流れから、ZEHに必要な家の性能・ZEHを確実に通すための方法についてご説明していこうと思います。ちなみにZEHと書いてゼッチと呼びます。

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ZEH申請って必ず通るものじゃないの?

まずはじめに、ZEH申請のかんたんな方法からの説明です。

  • 「一般公募」
  • 「新たにZEH普及に取り組むZEHビルダー/プランナー向け公募」

2通りの公募方法があります。

一般公募とは「交付申請者の公募」のことを言います。例えば、私は一条工務店で契約し建築を決めた者なので、その場合は一条工務店と私個人が申請者となります。多くの人は、地場の工務店やハウスメーカーを利用して家を建てるわけですから、一般的にはこの一般公募に申請をかけることになるはずです。

一般公募は1次公募〜3次公募まであって、一般公募(1〜3次までの一般公募で)規模を超えた公募があった場合には、不備・不足のない申請書類を対象として抽選を行います。抽選結果は、1週間を目途に申請者(手続代行者がいる事業は手続代行者)に通知する決まりになっています。

三次公募までは予算額を超えた申請があった場合には、公募期間終了後に抽選にて申請受付者を決定します。四次公募は先着順に受付します。

https://sii.or.jp › moe_zeh31 › uploads › zeh31_pamphlet1

ここで言われている予算額を超えた申請があった場合というのは、その年の予算案に基づきます。例えば、2019年度の1次公募〜3次公募までの予算は約20億円。4次公募は、この記事を執筆している段階(2019年9月5日現在)約19億円となっています。その規模を超えた公募があった場合には、抽選を行うという意味です。

つまり、あまりにも応募が多すぎた場合、いくらお金をかけてZEH基準を満たす家を建てても抽選もれしてしまう可能性がある、ということにもなります。

申請できるハウスメーカー

申請する住宅は「平成28年度 住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金(ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」(以下、H28ZEH支援事業という)でSIIに登録されたZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であること。

環境共創イニシアチブーホームページよりー

もう一つの、「新たにZEH普及に取り組むZEHビルダー/プランナー向け公募」というのは、今までZEHビルダーに登録したことがない工務店がZEH申請を受けるには、はじめにこの公募に申請する必要があります。無事通過してから一般公募に進む流れになりますので、少しばかり時間がかかります

「そんなに時間をかけたくない!」という方は、あらかじめ、ZEH対応が可能な地元の工務店やハウスメーカーを選ぶことをオススメします。

ZEH住宅を目指すのであれば、環境共創イニシアチブ(SII)に登録されたZEHビルダーであるハウスメーカーや工務店と契約することが条件です。「もう契約してしまった」「自分が建築を依頼した会社がZEHに対応してるかわからない」という方は下記のサイトで検索してみることをオススメします。

『ZEHビルダー/プランナー 一覧検索』

https://sii.or.jp/zeh/builder/search?select=partial&library_name=&result_report=&evaluation_type=&mark_type=&house_type=&area=&x=104&y=15#search

ZEH申請は意外とかんたん

ZEH申請は意外とかんたんです。なぜなら営業マンと工務店側が行ってくれるから

ZEH住宅を目指す方法は、ZEHビルダーに登録しているハウスメーカーや工務店を選んだ上で、自分たちの担当営業マンに「ZEHにしたい」と希望を伝えることです。その上で、営業マンがZEHの募集期間を確認し、ZEHに必要な設備や見積もりを提案してくれます。

全てお任せしておけばOKです。

ZEH申請上の注意点

ZEHの基準に合わせた性能をきちんと施工してくれるのか

ZEHは性能を充したからといって確実に通るとは言えない。つまり多少の運が絡む。

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ZEHに求められること


①ZEHロードマップにおける「ZEHの定義」を満たしていること。
1)住宅の外皮性能は、地域区分ごとに定められた強化外皮基準(UA値)以上であること。
2)設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減されていること。
3)太陽光発電システム等の再生可能エネルギー・システムを導入すること。
売電を行う場合は余剰買取方式に限る。<全量買取方式は認めません>
4)設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減されていること。

つまりゼッチに求められていることとは、「家からの熱の逃げを減らしエネルギーを使わない設備を使いエネルギーを創る家」と言えます。

ハウスメーカーや工務店を通して家を建てる場合、どれか一つを満たせても、全てを満たすことはできないと言われています。それだけZEH住宅を建てるのは難しいのです。

再生可能エネルギーの導入が必須

ZEHに対応した家づくりで最も重要なのが、再生可能エネルギーの導入についてです。

このエネルギーには、太陽光エネルギー、バイオマス、水力発電や風力発電、地熱発電などがあります。いわゆる自然エネルギーというやつです。大手ハウスメーカーを中心に、地熱を利用したシステムを2005年頃を境に商品化する企業も増えてきました。しかし、それでもごく一部。まだまだこれらの再生可能エネルギーが私たちの家庭に影響を及ぼすほど浸透してはいませんし、導入している家庭があったとしても、その恩恵がどのぐらいあるのかも不明なところです。

この数ある再生可能エネルギーの中でもっとも身近なエネルギーは太陽光発電です。

太陽光発電の用途
  • 発電により電力会社に売電する方法
  • 自家消費分として使用する方法

自家消費分として使用する場合には、蓄電池があったほうが効率性が上がるのでオススメです。

しかしこれからZEH住宅を考えてる方には自家消費分として利用する方法は”まだ”オススメしません。

なぜならFIT制度があるからです。FIT制度というのは、「固定買取価格制度」のことで、太陽光発電システムを乗せた日から数えて、10年間は一定価格で電力会社が買い取ってくれるシステムがあります。

例えば、2019年10月に住み始めた方は、10年後の2029年10月までとなります。売電価格は、契約した当時のままの価格で10年間買取してくれるので、自家消費分として使うよりも、売電した方がZEHの目指す『年間の光熱費をゼロに近づける』という目的を果たせるのです。

売電により毎月の光熱費を上回るだけの収入が得られれば当然ながら年間の収支はプラスになる可能性があるので、自家消費するよりも効率がいいのです。

2019年の売電価格

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家の性能は必要不可欠!【ZEHの定義】

大幅な断熱性能の向上

強化外皮基準(UA値)は簡単に言えば断熱性能のことです。UA値とは「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」をあらわします。ZEHではQ値よりもUA値を元に判断され、数値が「0.40〜0.60以下になっているか」が一つの目安です。もちろん、ZEHよりも更に上のZEH+(プラス)、ZEH+Rでは、より優れたUA値を目標にしなければいけません。

一般住宅であれば、地域ごとに決められた断熱性能を確保すればよかったですが、ZEHでは地域に関わらず、以下の数値を達成することが決められています。

  • ZEH → UA値0.40〜0.60以下
  • ZEH+ → UA値0.30〜0.50以下

つまり、このUA値をクリアしなければZEH対応の家にはできないと言うことになります。

地球にも財布にもやさしい省エネ住宅

断熱性能以外に気をつけなくてはならないのが、「家の省エネ化」です。

ZEHの場合の省エネ化は、そんじょそこらの省エネ化とは訳が違います。

みんなが勘違いしやすい省エネ化
  • 光熱費がちょっとだけ安くなる
  • 節約=省エネにつながる
  • 省エネしても毎月の光熱費は変わらない
  • 省エネなんか意味がない

この考え方は間違いでは無いのですが、あってる訳でもありません。そもそもZEHというのは、ただ単に省エネを図るために導入したのではなく、「地球という環境のことを考え、価値のある家を提供する」ことが本来の目的なのです。

地球という大きな環境を守るZEHという住宅は「日本で一番性能が良い家でなければいけない」という見方もできます。「高効率な設備によって大幅な省エネルギー化を図る」というZEHの基本性能は、これからの新築住宅に求められる省エネとは訳が違います。

普段通りの生活=節約につながる、と思ってくれてもいいかもしれません。節約に繋げるためには、もちろんそれ相応の設備が必要になります。それが下記の4つです。

  1. 給湯器、
  2. エアコン
  3. 換気システム
  4. 照明

高効率な給湯器システム

日本では特に住宅分野でのCO2排出量が、1990年代と比較すると26.9%増と、見過せない問題になっています。エネルギー消費の割合として冷暖房に次いで多い給湯設備の多くがガスの燃焼によるものと無関係ではありません。給湯器には、排熱ロスを減らすことで効率的に省エネできるという特徴があります。そのため最近の省エネ給湯システムの多くが排熱を二次利用して、温水を効率的に作る仕組みを採用しています。従来のガス給湯器と比較すると平均で15%程度の省エネ効果が得られるようです。

ゼロエネ住宅の作り方

高効率の給湯器とは、「効率よくお湯を沸かす省エネ性能が高い給湯器」のことです。皆さんも一度は名前の聞いたことのある商品があるのも特徴の一つかと思います。

  • エネファーム
  • エコジョーズ
  • エコキュート
  • エコウィル
給湯器
ゼロエネ住宅さんより拝借。いつもお世話になっております。

それぞれにどういう特徴があって、結局一番ベストなのはどれなの?と思うかもしれません。そこで考えなくてはならないのが、どの特徴を一番に考えるか?これに尽きると思います。

価格が一番気になる人もいるでしょうし、どんなに高くても性能がよければ良い!と思う人もいるでしょう。それぞれのライフスタイルに合わせて選択するのがベストだと思います。

Sシリーズ(寒冷地向け) | 製品ラインアップ | 三菱 エコキュート | 三菱電機
三菱 エコキュート(自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機)、Sシリーズ(寒冷地向け)の製品ページです。自動配管お掃除機能「バブルおそうじ」付き。

高効率なエアコンの導入

エアコンは一番エネルギー消費が激しい家電といっても過言ではありません。ZEH対応のエアコンは数多くあるので、希望するメーカー(三菱電機とか日立)がゼッチ対応しているのかをグーグルで検索してみてください。色々な種類があって迷われるかと思いますが、省エネ性能には差がないので、それ以外の理由で選ぶといいと思いますよ。

一応対象のエアコンについて詳しく書いてあるサイトをご紹介しておきます。下記のリンクからどうぞ。

「平成30年度ZEH・ZEH+」補助金対象のエアコンはこれ!品番も載せたので参考に
ZEH(ゼロエネルギー住宅)の家に必要な家電に「空調設備」があります。ほとんどの方が個別エアコンと呼ばれる「ルームエアコン」を導入すると思います。平成30年度の「ZEH」と「ZEH+」補助金の条件に満たすエアコンの選び方 […

ちなみに私たちが導入したエアコンは、三菱電気のJXVシリーズ4019Sというタイプのエアコンです。詳しい性能や特徴については下記にリンクを参照ください。

JXVシリーズ | 三菱住宅設備用ルームエアコン 霧ヶ峰 | 三菱電機
JXVシリーズ。暮らしにうれしい充実機能が搭載されたハイスペックモデル。

【HEMS】でエネルギーを可視化する

HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。 家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。 家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。

パナソニック

ZEHにした時点でHEMSは絶対導入しなければならないものです。その理由は年間エネルギーをゼロにするのがZEHの目的だからです。

わかりやすく伝えると、日頃使っているスマホやタブレットで専用のアプリをダウンロードし、家の中でどこに一番エネルギーを使っていて、エネルギーの削減をしたら良いかが一目でわかるシステムです。

HEMSのメリット
  • 詳細にリアルタイムでエネルギーがどれだけ使われているかわかる
  • 遠隔操作で不必要なエネルギーを削減できる
  • 電子ロックキーを導入している家では施錠したかわかる
  • 自動でお風呂のお湯を沸かせる
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まとめ:ZEH申請を確実に通るための方法

  • 申請を通すためには、書類の不備・不足はあってはならない。
  • ZEH基準を満たすだけの断熱性能
  • 再生可能エネルギーの導入(太陽光発電など)
  • 省エネ設備の導入
  • HEMSの導入
  • 予定されている工期通りに家を建てる

この6つをクリアすれば大丈夫でしょう。ZEH申請は定員割れを起こしていれば上の6つを満たしていれば確実に通ると言われています。しかし、あまりにも募集者が多かったり、予算額を超えた申請があった場合には、抽選になってしまいます。

その抽選は本当に抽選で決めているのか、そう言いつつも家の性能で決めているのか、実際のことは携わる人間にしかわからないところがあります。もし完全に抽選であれば神頼みしかないのですが、もしそうでないなら、家の性能を高めておくことに越したことはありません。

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